耐震改修:接合部の補強

耐震改修と言えば、筋交を増やしたり、構造用合板で壁を補強したりすることをイメージしますが、耐震診断における減点要素をクリアする方法の一つに「接合部の補強」があります。
この接合部の補強するには、その柱と横架材に掛かる引き抜き力(N値)を計算し、そのN値に即した金物で補強することにより耐震の評点を上げることができます。
下の写真は、補強前と補強後です。筋交を入れ替え補強し筋交を金物で固定。そして、柱の裏側で見えにくいですが、土台と柱を金物で固定しています。
昨年の熊本地震でも倒壊の原因として、柱の引き抜きによる倒壊が挙げられています。
効率的な補強としてご紹介させていただきました。
補強前3金物1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする