昨夜、テレビを見ながら食事をしていると、タレントが漢検に挑戦する番組をやっていた。
夫婦で出てくる問題の答えを言うことはできるものの、全く漢字を思い浮かばない。
パソコンのせいだと言ってしまえばそれまでだが、改めてわが身の漢字力の無さを突きつけられた。
それにしても、漢検1級の問題で「蜊蛄=ざりがに」なんて誰が知るか!
その上、検定と言ういかにも公正・厳格な言葉の裏で私腹を肥やしている者が居たなんて思うと気分が悪くなる。
まあ、漢検だけでなく、何の資格試験にしても「私腹」ではないにしろ、天下り役人の温床になっているのも事実。
我業界にも、国家資格の建築士や宅建・施工管理技師、公的資格のインテリアコーディネーターに増改築相談員と挙げればワンサカ!
中古住宅の流通の活性化のために、既築住宅の調査判定できる人材をと「ホームインスペクター」なんて資格までできている。
漢検から話が横道にそれてしまったが、資格制度は、「その分野に従事するためには一定の能力がないと駄目ですよ」と言う、能力を担保し、消費者を保護するものでなくてはいけません!
安易に、業界の発展のために資格制度を設け・・・・なんてやると見透かされます。