不況業種

今朝のNHKテレビのニュースを見ていたら経済のコーナーに、業界団体で共に理事をされている東京のT社長が出ているので、テレビにかじりついてしまいました。
内容は、鉄鋼などの原材料の高騰や基準法の改正などの影響から着工数が減少していることなどから、金融機関からの借入が厳しくなってきている事が内容でした。
しかしながらT社長の会社は健全経営をされており、赤字を出しておらず、金融機関から見れば「正常融資先」のはずなのですが、建築業者を不況業種と決めて、融資条件を厳しくしているのでしょう。
ただでさえ厳しい経営環境に追い込まれている我々建築業者は、金融機関からさらに追い討ちを掛けられ、逃げ場を失った企業は、自然淘汰と言う自然の摂理かのような言葉のもと、倒産して行くのです。
と言うことは、我々が今行う事は、少しでも財務基盤を磐石にし、そんな金融機関に依存しなくても良い体質を作る事が急務なのでしょう。
そのためには、身の丈に合った健全経営を続けることに尽きるって事なのでしょう。

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コメント

  1. 富塚 孝 より:

    NHKテレビをごらんいただき、ありがとうございます。
    実は同じ内容の放送を7月1日23:40にBS!の経済最前線で放映しました。深夜でしたから見てない人がほとんどでした。おととい、NHKから再放映したいと連絡があり、OKにしたものです。一ヶ月でさらに建設業を取り巻く環境はきびしさを増しました。佐田建設が三度目の倒産です。今日、一年半ぶりに帝国データが調査に来社しました。私が出たNHKのビデオ見せました。
    6月は三分の一に受注が落ちましたが七月は月次目標の106%をやりぬきました。昨年の6月はことしの6月よりもより受注が低かったことを取材を機に思い出し、去年よりも数字はよくなるかもしれないとみずからをはげまし、慰めています。
    今日は2億円のMマンション大規模改修工事の見積を提出しました。相見積もりです。相手は大手ゼネコン系のリニューアル業者五社です。小が大に勝つぞとがんばっています。
    新協建設工業株式会社
    富塚 孝

  2. 河野 より:

    倒産情報を見る度に、建設業界を取り巻く環境が日に日に厳しくなっている事を感じます。
    企業規模の大小ではなく、その企業の真価が問われる時代となったのでしょう。
    お互いに頑張りましょう!!

  3. ラージグリーンマン より:

    >富塚さま。
    河野氏の友人のです。
    三度目の倒産の佐田建設・・群馬のですか?

  4. 河野 より:

    打ち間違えで、佐田建設⇒多田建設です。
    代わってお詫び申し上げます。なんちゃって~