講師の力

昨日は一日「管理建築士」の講習会に参加した。
なんと、朝9時半から夕方5時半までの長丁場。
5人の講師が入れ替わっての講義。
二人は県の住宅課の人で法令に関する所を分かりやすく(面白くは無いが)解説。
他の3人は事務所協会の役員=設計事務所の先生と紛争処理のプロの方。
この内の二人は実体験などを交えての話で、興味深く聞けましたが、一人はテキストの棒読みを90分。
さすがに、棒読みは耳が受け付けなくなり、何度気を失いかけた事か。
苦痛の90分でした。
最後に考査があり、その苦痛な90分の部分は全く分からず、テキストを参照しても良かったので、何とか探し出し回答した次第。
そう言えば、高校生の頃、面白かった先生の授業は授業も苦にならなかったけど、面白くない授業では耳が受け付けず、よく寝ていた事を思い出します。
私も時折人前で話す機会がありますが、折角の時間を実りあるものに出来るかは「講師の力」にかかっている事を、今回の比較でよーーく分かりましたので、次回依頼を受けた時は、もっと準備をして行いたいと思います。
ですが、この管理建築士の講習会、やれ途中退出はイカン!とか試験は定時まで出てはイカン!とか、なにやら子ども扱いをされているようでした。
そう!姉歯事件以来、建築士は信用されていないのです。

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