他山の火事と見過ごせない

北海道北見市でガス漏れによる一酸化中毒で3人もの方がお亡くなりになられました。
原因は都市ガスの鋳鉄製の本管からのガス漏れとか、今朝のニュースでは各戸への引込管からも漏れていたようです。
事故の当日、北見の友人が「ガス漏れで住民が避難するなど、大変な事になっているらしい」と、彼のブログに書込みがあり、夜自宅に帰ってからニュースを見てビックリしました。
事故が起こってから、「ああすれば良かったのに」と、必ず対応に対して批判が出てきます。勿論北海道ガスさんの保守の方も想定外の出来事で対応できなかったのでしょうが、人命に関わっている事だけに、言い訳は通用しません。
今回の事故を見て、我々も日々の施工において、日々の仕事が住宅のリフォームなので危険予知に対して重要視していない面がありますが、今回の様に、常々危険物を扱っている方でさえこのような事が起こるわけですから、少々安全ボケしている我々に事故が起こらないはずが無いと肝に銘じなくてはいけません。
他山の火事と思う事無く、日々の施工において、危険予知・安全対策を忘れてはいけません!

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コメント

  1. 北の旅人 より:

    予想もしていない事が起きて、驚きと共に恐怖の毎日です。
    現在は老朽化したガス管を使用している地域の総点検中であります。
    数箇所ガス漏れの所が発見されています。
    北見市のガス事業は市が公営企業として運営してきましたが、
    累積赤字経営、天然ガスへの移行等々で昨年4月に北海道ガスに事業譲渡
    したばかりです。そのやさきでの事故であり複雑な思いであります。
    北海道ガスは老朽化したガス管の取替えを前倒しして行なうとのことです。
    まず、市民の安全を確保する事が大事です。
    昨日は、愚妻の高校の同級生で亡くなった方の通夜があり、可哀相で
    辛かったようです。ピアノの講師や合唱団の指導など幅広く活動され
    ていたようで、多くの方の弔問やお参りがあったようです。
    河野社長さんがおっしゃるように、私共の業種も安全が第一であります。
    他山の火事ではなく、これを機に身を引締めて安全に取組まなくては
    なりません。