今朝もNHKのニュースで専門学校と大学の就職について放送していたが、私も昨日2012年度の新卒採用のため、広島の専門学校と工業大学の2校を回った。(就職難のせいか、両校とも大変対応が良かった)
専門学校では3年次に専攻科を設け、2級建築士を取得させるコースがある。(弊社にもOBが入社している)聞いてみると、2級建築士の合格率は80％程度だそうで、我々としても建築士を持って入社してくれるのは助かる。7月に学科の合否が分かるので、それからでも良いのでとお願いをして後に。
次に工業大学(こちらもOBが入社)に行き現状を聞くと、就職はかなり厳しい様子。建築学科を対象にしているのだが、同じような学科で環境情報学科と言う学科があり、こちらも是非と言われたので了承したが、なぜ別の学科を作ったのか分かりづらい。
近年の少子化で学生を集めるために推薦での入学が増えているようで、聞いてみれば半数以上(実はもっと多いかも)は推薦での入学の様子。つまり、大学とは言え受験勉強を経験していない学生が多いことから、テレビや新聞で書かれている、分数が分からない大学生が居ても不思議は無い。
勿論優秀な学生も多いとは思っているが、改めて採用する側から「大学」を見てみると「大学とは？」と考えさせられる。
なんて、学生時代には酒ばっか飲んでいた私が言っても「勉強せんかったお前がよう言うわ！」と言われそうですな････