実は、私、鉄ちゃんです。
数種生息する鉄ちゃんの中でも、乗り鉄であります。
子供の頃より、家の前を通るブルーレインやスマートな車体に何とも言えぬ魅力を感じ、夏休みは早くから起きて、時刻表を片手に、通る列車に見入っていました。
当時は、山陽新幹線もまだ開通していなかったので、日中も大阪～九州を行き交う多くの特急列車（かもめ・しおじ・はと、など）が走っていて、「早く、あの特急列車に自由に乗れるような大人になりたい！」と思っていたことを思い出します。
と、そんな子供が成長すると立派な鉄ちゃんになるわけであります。
さすがに、山陽・東海道新幹線は乗り慣れてしまったので、本を読んだり・パソコンで仕事をしたりしておりますが、初めて乗る路線や車両では、外の風景をしっかりと楽しんだり、車両の設備のチェックをしたりと、大変忙しく、本を読んでる暇はありません。
先週も、伊勢からの帰りは、初めて近鉄特急で大阪まで乗りましたが、退屈するどころか、あれよあれよと言う間にでありました。
これまでで一番面白かった列車は、岡山から高知まで乗った特急列車で、急流大歩危･小歩危付近では、先頭車両に乗って運転席横で前方を見ていると、まるでジェットコースターのごとく、トンネルをくぐりながら右へ左をと車両を傾けながらのスリリングな走りはたまりませんでした。（傍から見られていたらと思うと少々恥ずかしい）
と、他愛もない鉄ちゃんであります。
写真は近鉄特急ダブルデッカーの二階席です。
残念ながら私の指定席はここではありませんでした･･･
