トヨタが前期最高益を上げたと報じられています。
トヨタ社長は「たゆまぬ改善と言うトヨタらしさがあらわれはじめた」と言っておられます。
かねてよりトヨタのコストダウンは「乾いたぞうきんを絞る」と評されるほどの厳しさで有名ですが、それがさらに進化しているということなのでしょう。
先日地元製造業の人と話をしていると、地元マツダの2次・3次下請けの社員の給与形態は40歳がピークになる設定で、人件費の低減を図っていると聞きました。
なるほど、生産の仕組みができていれば人=コストとして機械のように捉えることができるのでしょう
翻って我々の業種では、人の能力による生産性の差が大きく、簡単に人を入れ替えることでコストダウンを図ることはできません。また、経験値による対応力と言う能力はそう簡単に身に付くものでもありませんので、製造業のようなことはできません。
しかしながら、我々も企業ですのでコストダウンを図る努力は進めなくてはなりません。
そのための標準化や仕組化を進めなくてはと考えさせられます。