逃げ場は大事

市のごみ処理場管理棟
謎の漏水が昨年から続いていました
ある時は床が水浸しになるぐらいに水漏れが起こり、直そうかと手配をかけると漏れが止まる
再び漏れ始めたので、調査の依頼を受け漏れているカ所の壁を剥がしてみると、中には給水管・汚水配管・雑排水管などの配管がずらりと並んでいる。
調べてみると、どうやら2階の雑排水管と縦管との接続部で漏れている様子。
後日、施設を使わない土曜日に壁を解体し配管を切除してみると、継手の部分が割れていることが分かりました。
配管は1階土間のコンクリートで固定され、2階の横引きの配管は接続部の直前に梁を貫通していてモルタルで固定されていた。この動きの逃げ場のない排水管には毎日浴室からの大量のお湯が流れ込んでいて膨張・収縮を繰り返している間に一番弱い接続部が割れてしまったのではないかと。
人もそうですが、何事も逃げ場を作ることは大事なのです。
人も逃げ場を失うと壊れてしまうのは、周知の事実ですね!
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