市民ソシオ

昨日は地元異業種交流会の例会
講師は廿日市でスポーツクラブを運営されている丸子氏
1989年より廿日市FCを設立され、現在ではサッカー以外にもヨガやテニス・バトミントンなど幅広いスポーツを運営されています
話のテーマは「市民ソシオ」
日本の殆どのプロスポーツは企業がスポンサーとなっています。地元サンフィレッチェしかりカープしかり
スペインのFCバルセロナは18万人もの市民が市民ソシオとなって会費を払い、その会費で運営され、その市民ソシオは自分のチームとして応援します
このプロスポーツへの関わり方が熱狂的な盛り上がりをさせていることがよく分かります
さて、日本でも横浜フリューゲルスが企業スポンサーが撤退した後、市民が力を合わせ横浜FCとして再度立ち上げ、現在では年会費3万円3000人ものソシオ会員を擁している
年会費には観戦チケットは含まれず、純粋な運営費。しかも多くの会員がボランティアとして組織され、チケットの販売や海上の整理など行っているとのこと
自分のチームだからこそできることだろう
年会費を払うこと以上の喜びを会員は活動を共にすることで得ているに違いない
この感覚は、私共の企業運営にも大いに参考になる
お客様としてのかかわりだけでなく、イベントなど頻繁に関わってもらうことでスタッフとの人間関係ができ、そして「この会社を応援したい」と言う思いが出来上がってくる。
このプロセスを上手に構築することでファンを増やすことができ、業績をUPに繋げることができる。
こう考えれば、参加型のイベントを行うことのメリットがよく分かる。

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