昨日、司法書士のNさんからサラ金の整理の話を聞いた。
思った以上に、身近でたくさん起こっており、安易に借り入れる人間の弱さと、高金利を放置している国の責任を考えさせられた。
昨年の自殺者数が約32,000人、その内の経済的理由での自殺が7,400人。
全ての人がサラ金や商工ローンなどの借金が原因で自殺したとは思わないが、このような状況を作り放置した国の責任は大きい。
利息制限法では金利は18%なのだが、当事者の合意があれば29.2%まで認めているとか。
29.2%もの金利なんて、とんでもない話で我々の事業での借入とは桁も違う。
事業の借入で考えてみると、29.2%なんて金利を借りると、事業は資金繰りに行き詰まり途端に破綻してしまう。
個人の財布だって一定の収入から返済する訳なので、基本的には同じ事でしょう。
今でもこの金利を放置している国に責任はないのか?