増改築相談員

先日岡山で、増改築相談員の講師を務めてきました。
増改築相談員とは「住宅をリフォームすることを考えている消費者からの相談に誠実に対応するとともに、必要に応じて積極的に助言などを行い、住宅のリフォームの健全な普及を促進する」ために設けられた資格制度で、住宅建築の実務経験が10年以上あり、住宅紛争処理支援センターが定めたカリキュラムの研修会を受講し、 研修会後に実施する考査に合格すると、増改築相談員として登録することができるものです。
私がこの資格取得の実施団体の役員をしていた関係で、今回の講師の依頼を受けた次第。
通常、何人かがそれぞれ一つの科目を引き受けるのですが、今回は二人で分担し、私は性能向上リフォームや関連法規など、建築の専門的な分野を担当し、朝9時から午後2時過ぎまでと、かなりハード。
話をするポイントなどは、事前に資料を貰っていたのでやり易かったのですが、限られた時間で、膨大な内容を聞く方はさぞ苦痛だろうなと同情しつつ、出来るだけ早く進めるべく努力しましたが、自分で話しながら「あー、ここの部分は我社はまだまだだな~」と、現状を反省。
何事も、時には原点に返ることで、様々な気付きを得ることを教えてもらいました。
何でも、嫌がらずにやってみると発見があるもんです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 丹羽 啓勝 より:

    こんにちは。
    相談員は教える方も、勉強になりますよね。
    今日は、やはり、銀座で、相談員講習会です。
    新規、更新合わせて100名ほど。
    点検・修繕とトラブル担当です。
    過日は、広島日帰り、本当に参りました!!!
    今月16日にまた、広島で、日帰りセミナーの
    予定です。
    前日が、新潟でやはり日帰りセミナー。
    体力の限界に挑戦???
    広島の件は、またご連絡します。

  2. 河野 より:

    丹羽先生ご無沙汰しております。
    連日の講演活動ご苦労様です。
    でも、無理は禁物ですぜ!!