艱難

一昨日、出張の移動の際に、先日来から読んでいる「世に棲む日日」をやっと読み終える事ができました。
後世にこれ程の名を残した二人が、亡くなった時の年齢が30歳前とは読み終えても信じ難いほど濃密な人生だった事に驚いています。
晋作が「人は艱難は共にできるが、富貴を共にする事はできない」と言った行があり、今の私では十分に理解し共感できますが、30歳前の若者が人間の本質を見抜いていた事にも驚きます。
私たち人間は、家庭であれ組織であれ、艱難を敢えて求め、一体感と達成感を得ることに幸福を感ずるのかもしれませんね。
それにしても、自分の命を投げ打つ事が人生の目的であるような生き方は凄まじいの言葉に尽きます。

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コメント

  1. おおたです。 より:

    わたし30歳ですが、淡い考えが頭の中を廻っておりますゆえもっと人生経験を積まねばと思った次第です。(笑)

  2. 河野 より:

    おおたさん、コメント有難う!!
    そう言えばTOTO名古屋支社のリモデル部長に新開さんがなられたそうですね。
    しっかり盛り立ててあげて下さい。