米軍艦載機移転問題

先程、市の入札があったので市役所に行ったら、テレビ局の報道車両が2台ほど駐車場に居て、「何事か知らんけど、邪魔だなー」なんて思いつつ歩くと、某市会議員の方とエレベーターで一緒になり、どうやらこれまで岩国基地への移転を反対していた市長の方針を変更したので、その取材に来ている事が分りました。
お隣の基地の町岩国市市長は未だに移転に反対しており、現在建設中の市庁舎の建設費の補助金がゼロになるとの新聞記事にでており、国からのいじめが露呈しています。
そんな中、隣のわが町大竹市が移転容認に方針変更したのは、何やら補助金と言う餌をぶら下げられたに違いありません。
わが町も財政難で、バブル直後に開始した造成事業で多額の負債を抱えているため、「誰でもいいからお金を下さい」と常々思っているところに、国からの甘い言葉に乗ってしまったのでしょう。
ただ、我々市民感情は「今更艦載機の移転を反対した所で、岩国基地が無くなる訳でもあるまいし、それなりの対策をやってくれるのなら、それもお国のためなら仕方が無いんじゃない」と言ったところが普通の市民が思っているところです。
だもんで、テレビなどで大々的に艦載機が移転したら大変な事になるぞ~みたに報道されても当の住民には違和感ばかりなので、もう少し報道する方も反対している、いかにも被害を受けている方ばかりの報道は現実と乖離している事を知らせて欲しいな~とテレビ局の車を見て感じた次第です。
やっぱ、テレビ・新聞などのマスコミは「見てくれてなんぼ・読んでくれてなんぼの世界だから」とのいつもの姿勢には閉口しちゃいますね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 北の旅人 より:

    なるほどねー、岩国移転問題かー。
    それぞれの自治体も大変ですし、国からそっぽ向かれると大変ですしね。
    財政再建団体になる北海道の夕張市がいい見本です。
    職員の給与は6掛けから7掛け位になるようで、早期退職者募集に99人
    定年退職者11人をたして110人に達するようです。
    一般市民は今までいい思いしてきたんだから…と冷ややかな反応。
    ここは組合系の市長が歴代続いていて職員も厚遇されてきたのか?、
    また、政府与党とも対立してきたようでそんなこともあり、今国から厳しい
    要求を突きつけられています。
    確かに報道が一人歩きして現実と乖離していることもあります。
    そうです。いつもの姿勢です。