思い出

先々週、姪の結婚式に行くのに、朝10時頃のJRに乗った。
暫くは気付かなかったのだが、チョッと離れた所に平行定規を持った30代の男性が落ち着かない顔をして乗っていた。その平行定規を見た途端、苦しかった試験がフラッシュバック!
「お~!今日は一級建築士の製図の試験の日じゃ!」と、隣に座っている家内に言うと、「何で分かるん?」と聞かれたので、彼のほうを指差した。
思い出せば、3年前・2年前と続けて試験を受けたことを、そして、そのとき自分が書いた図を鮮明に思い出した。
不思議なもので、記憶力が衰えている割には、その時の図は今でも書ける自身がある。5時間半相当集中して書いたからなのだろうか・・・・
かように、今となっては良き思い出となってしまったが、JRで出会った彼の健闘を心より祈ったことは言うまでもない。

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