市場

昨日も書きましたが、ここの所続けて東京へ出張し、同業者の視察などして来ましたが、改めて地方との市場の違いを身をもって体験した。
例えは違うにしろ、魚のいないところに釣り糸を垂れても釣れないように、私たちの仕事においてもなるほどその通りだと。
こう書いてしまうと、地方では何の商売をしても駄目だとの結論になってしまうが、我々を必要としている生活者はどんな地方にも生活しているのである、と考えてみれば、地方特有のビジネスのあり方も無い訳ではないと思えてくる。
今多くの地方の工務店・リフォーム店が市場の縮小で疲弊している。
小さなパイの奪い合いでは、体力の無い者から去るわけであるが、地方と言う市場においては、特に高齢化に伴う市場は拡大している。
先日の新聞にも20代の男性の可処分所得が女性に抜かれた理由の一つに、介護分野への従事も挙げられていた。
建築業と言う範疇だけで考えるので無く、我々の市場で何が必要とされているかを俯瞰し10年後、20年後のあり方を考えたい。
果敢に新しい分野にも挑戦する勇気が求められる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする