断熱改修

前々回書きました「丸梁を生かす」の現場では、その時の写真にも施工状況が写っておりましたが、断熱改修を進めています。
当地は、冬でも比較的暖かい地域と言う事もあり、断熱改修に対してはそれ程ではありませんでしたが、近年の新築住宅の仕様が断熱に関しても普及が進み、国の政策と併せて「冬暖かい家」が求められるようになってきました。
やはり、LDKを断熱改修し床暖房を設置すると、お客様から非常に満足度の高い声をいただき、その方が友人に勧めてくれます。
このお宅も、弊社が新築した施主さんの友人で、その友人が「床暖房はなんちゅうてもきもちがええけえ、絶対つけんさい!」と強く勧めてくれ、であればそれなりの断熱改修が必要ということでこの仕様となりました。
今回の断熱改修の方法は前々回書いた通りで、弊社としては初めての施工方法。
大工さんも、防湿シートを天井面に貼るのが一人だと手間がかかるとぼやいておりましたが、新しい施工方法に興味を持てくれたようで、施工方法の理由が分かれば、これからの一般改修においても、断熱材の施工にしっかりと気を付けてくれると期待しております。
並行して進んでいる、別の大規模改修現場でもこの断熱改修の方法を行う予定ですので、その大工さんにもしっかりと話をしなくてはと思っております。
断熱改修の指導をいただいた方の言葉、「やってみて効果を自ら実感し改善すること」。
この言葉をしっかりと受け止めて、よりレベルの高いリフォームに挑戦です。
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