隣地境界

これから新築工事を進めるH邸
H様から依頼を受け、法務局で登記をとってみると随分と古い登記で、測量図も登記されていませんでした。
後日、隣地境界を隣人・市役所と立ち会った測量図が出てきましたが、H様がその住宅を買う前のことでしたので、この度、私の知り合いの土地家屋調査士の方に再度境界を確定し、測量図を登記をお願いすることとなったのです。
昨日、左右のお隣の方、道路境界を確定するため市役所の方に集まってもらい、まずは道路境界を市役所と。まあ、これは問題なく。
やはり神経を使ったのは、左右のお隣との境界、何と言っても、以前立ち会って確定した時から30年以上経っていますし、表示も曖昧・・・
特に、右隣のお宅は測ってみるとHさんの土地に3cm建物がはみ出している事となっていることを、調査士の人が話をすると「Hさん、5cmほど土地を売ってください」と突然言い出し、まあまあとなだめつつ、建物の外壁を境界とすることで落着。
と、かように境界というものは難しいことを改めて見させていただきました。
今回ちゃんと境界を定め、それを登記すれば誰が見てもとやかく言うことはないので、それを思えば、少々面倒でもやっておかなくては後世に遺恨を残すことになるんですね!
写真は、Hさんと隣地の方二人で境界を確定した写真です。
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