曖昧な言葉

今朝、新人のO君が浮かない顔で出社してきました。
どうやら昨日、お客様から見積が約束より遅い事でお叱りを受けたようです。
聞いてみると、本人は「月曜日以降になるでしょう」と、幅を持たせて言ったつもりなので、期日を決めたとは思ってなかったようですが、お客さまは「月曜日以降」ですから、月曜日から待っていた訳です。
この様な曖昧な受け答えでのクレームはかつて修理の応対でかなりありました。つまり、「今日中に行きます」と言えば、返答した方は「夕方5時までならOK」と思い、片やお客さまは「今日の何時来るか分らないから待っていよう!」となります。で、夕方4時ごろになると、お客さまは買い物にも行かずにイライラして待っているわけで、待ちきれずクレームの電話となるわけです。
ところが、返答した者は「やれやれ今日中って言ったのに待ち切れん人じゃね~」とこれまた勝手な事を言ってしまう。
曖昧さってその場を取り繕うには非常に便利な表現ですが、やはり仕事では、たとえお客さまに少々不快な事となっても対応できる範囲で「キッチリと応対する」ことが大事なんですね。
O君、皆叱られて今があるんだから、しっかり叱られてください。

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コメント

  1. ラージグリーンマン より:

    私も経験あります。
    お相手とは「提出は○○日以内に・・・。」と言う表現が私の場合多いです。建築の工事のことですので、5~7日が多いでしょうか、、、。
    とりあえずはその1日前には届けることにしています。
    届ける時のおで、直に渡す、居なければ代わりの人(受付嬢)、郵便受け・・・いろんな届け方も経験しました。
    訪問も結構気を使いますよね。(お相手はホント待ってますもんね。)
    あらかじめの「アポイントメント」は基本ですが、、、。1日のスケジュールが想定通りに行ったり、行かなかったりはありますから。
    途中途中で連絡を入れてあげる様にはしています。
    (私も1日で100Km位は動きますかね・・?東京で待ち合わせすることもありますが、、。自動車が故障した時は・・・まいりました。)
    そう言うことも、担当者、会社の信用に繋がりますもんね。

  2. ラージグリーンマン より:

    変な文章でした。
    4行目・・「届ける時のおで、」は「届ける時のお相手の都合で、」
    でした。
    失礼しました。