耐震補強における基礎補強は、打ち増しや土間補強などの大掛かりな工法しかありませんでしたが、新工法の講習会が開かれるとのことで参加してきました。
FRPと炭素繊維を用いた格子筋をポリマーセメントモルタルを15mmで塗りこむ工法
せん断力や曲げモーメントの計算によって確認することで、耐震診断で用いる健全な基礎Ⅰとして適用することができるとのこと。
勿論、日本建築防災協会のお墨付きでもあります
ただ、実際にはここまで計算して用いることは少ないと思いますが、「基礎がひび割れたので補強したい」程度の相談などにも使い易い工法だと思います。