最近やたらと、食品の偽装が報道されています。
数え上げればキリがないほどで、しかも内部告発で表面化したとも聞いています。
そうすると、内部告発されていないものはどうなのかって、疑問が沸いてきます。
食品業界の検査体制がどのようなものか知りませんが、第三者が検査して品質をチェックしているわけではないのでしょう。
これは、食品業界だけではなく、我々リフォーム業界も同じで、建築確認申請が不要な工事は、第三者が検査するわけではありません。
従って、巷で言われるように、手抜き・基準法違反等は内部告発されない限り表面化しないのですから、食品業界と何ら変わらず、悪徳リフォームの温床と言う訳なのでしょう。
こう考えると、じゃあ、我々リフォーム業者の質を何をもって評価するかって事が重要になるわけで、業者の公正な情報公開が必要になります。
と言う事で、リフォームのマッチングサイトである、ホームクリップさんが「リフォーム業務品質認定制度」を行っておられます、内容は結構厳しいもので、弊社もまだ認定を受けてはいませんが、このような認定を受けていかなくてはいけないのでしょう。
生産効率・利益確保と言う、社内での最優先事項は、社会での最優先事項である「消費者の安全」を超えてしまう危険性を孕んでいるので、経営者は常に、社会から自社を見つめる事を忘れてはなりません。
コメント
お客様との信頼関係が大事です。
見えない部分をどうきちんと説明をして理解していただくか。
住宅工事でも、あとからでは見えない、確認出来ない
部分は写真をとり、あるいはデータを提示して「安全・安心」を確保
しなければなりません。
当社も昔、基礎の配筋でお客様とトラブルになり、写真もとって
いなかったので、最終的にはお客様の「安全・安心」を確保することが
優先と判断し、すべて基礎を壊し造り直したことがありました。
でも、そのお客様からはその後住宅工事のご紹介を頂いたりと、逆に
信頼関係が出来たと言うこともあります。
それにしても、建築偽装が終わったかと思えば、今度は食の偽装!
確かに企業の優先順位が何かをきっかけに変わってしまう…おごりでしょうか?気をつけなければなりません!!
まだまだ出てきそうな感じですが…。
やっぱそこまでやると地域の工務店は信頼を得られるんですね!
さぞ、大変だったと思いますが、目先の利益より信頼を優先した結果でしょう。
北見じゃ他社は生き残れませんね~