中国新聞に家電量販店のエディオンがリフォーム事業強化の記事が出ていました。
これまでも水廻りリフォームをメインに行っていましたが、外装塗装を本格的に開始すると書かれています。
弊社も、水回りリフォームでは競合することも時折あり、浴室・WCでは価格差はほとんどありませんが、特にキッチンでは低価格を謳われ苦慮することもあります。
ただ、建築工事の比率が高くなると専門的な対応が店頭では難しいためか、競合になることはありません。
強化する外壁塗装は、施工が比較的画一的で設計監理も難しくないため、多くの訪問販売業者が取り組んでいる分野でもあるので、参入しやすいと判断されたのでしょう。
しかし、塗装工事も屋根材によって施工が難しい場合や、バルコニーの防水層への影響など、事前の確認とこれまでの経験による判断が必要な場合も多々あります。
確かに、人口減少による市場の縮小で家電の販売が伸びない中、ヤマダ電機の社長に競合相手のリフォーム事業を立ち上げた人が抜擢されたように、リフォームを強化されることは業界の流れでしょうが、本当に消費者のためになるリフォームに取り組んでもらいたいものです。
リフォーム業者の一員として、今後の動向に注視しなくてはと思います。