”らしさ”を考える

”らしさ”という言葉は、あの人は「男らしい」とか、「日本人らしく」几帳面だなど、その人の特徴を表す言葉です
企業も人と同じように”らしさ”で言われ
「ソニーらしい」、とか「アップルらしさ」なんてよく言われます
これは、創業者のイメージが強い会社によく使われているようですが、その企業の風土や雰囲気が伝わってきます
ですので、日立らしいとか今話題の東芝らしいとかは、業界人ではあるかもしれませんが、一般消費者では聞きません
この”らしさ”がその企業たるゆえんを表すもので、この”らしさ”をきちんと表現できている工務店がその地域でキラリと光り始めている
消費者も”らしさ”に共感することで、その企業に魅力を感じ心地よい購買に繋がって行く
我が社も、先代は休日でもお客さんから「お湯が出ない」とか「水が漏れる」という電話には嫌な顔一つせず直しに行っていたことを思い出します。
当時、休日の依頼が余りにも多いので、「休日は留守電にしないとどこにも行かれんで?」と言うことで留守電を設置しましたが、父は「家に居るんじゃけえ、その時は留守電にせんでもええじゃろ」と、留守電にしていませんでした。
その想いは弊社の風土として引き継がれ、今では年間1000件以上の修理サービスの対応をし、今本社で修理サービスを担当してくれている創業時からのメンバーである里さんは、「お客さんから求められる仕事ができることは天職」と、日々いきいきと頑張ってくれています。
どうやら我が社の”らしさ”の一つは「身近にいて、困った時にきちんと対応する」と言うことのようです。
つまり、「身近」であること、そして「困った時に対応する」と言うこと
このような”らしさ”をキチンと整理して、自社の施工の対応やイベントの在り方、ひいては社屋の在り方などからも”らしさ”を表現できるようになることで、この地域でキラリと光る企業へと転進できるのではと考えます。
実は、この本を読んで自社の”らしさ”について考えました。
大変参考になる本でしたので、興味のある方は是非ご一読をお勧めします。
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明日の、全体会議ではこの”らしさ”について皆に考えてもらおうと思っています

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