先週、東京で断熱改修の研修会を弊社が所属している団体が主催し、私も講師の一人として話をさせていただきました。
私の後に話をされた、群馬の岩崎氏の事例は大いに参考になりました。
新築して3年のお宅から、和室が寒くて断熱が効いていないとの相談に、床を剥がしてみると、スタイロフォームの断熱材しっかりと入っているものの、床下地材と断熱材との間に隙間があり、床下からの空気がその隙間に入るようになっていたとの事。
なるほど、施工した人は、しっかりと断熱材を入れているつもりだったのでしょうが、誤った施工をすると、全く効果が無いことがこの事例から良く分かります。
私たちも、日頃の施工で断熱材の施工を行っていますが、気流止めのことや、防湿対策などの正しい知識を持って施工しなくてはと、社内勉強会を行う予定です。