先週、地元の同級生が胃ガンで早逝した。
高校も同じだったので、3年生の大学受験目前の頃、時折彼の離れの部屋で本を読んだりタバコを吸ったりしていたことを思い出す。
当時から彼は少々変わっていて、結局大学受験はせず、三宅島の人間牧場で10年ほど過ごし、その後地元に戻り土木の仕事に就いていた。
我が社の仕事も時折引き受けてもらったが、彼が確実に施工してくれた。
空手をたしなみ、下着は褌。
葬儀で息子さんの挨拶で、「武士のような父でした」と誇らしげに話をしていた。
世俗から一歩距離を置いていた彼は何を見ていたのだろうか?
いつの日かあの世で会う時が来たら聞いてみたい。
合掌
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