耐震診断補助事業

県内のいくつかの他市では既に行われている「耐震診断補助事業」が大竹市でも始まることとなった。
3月にも市の担当から「社長は建防災の講習会を受けてますよね?来年度から木造住宅耐震診断補助事業が始まるので資格者登録よろしくお願いします。」との電話があり、昨日は、市内でこの講習を受けて診断する資格を有する設計事務所のHさんと二人で説明を聞いた。
そうなんです、耐震診断ができる建築士は市内でどうやら二人しか居ないようなんです。
まあ、Hさんは友人でもあり、仕事でも協力関係があるので「取り合えず、依頼が来たら二人でやってみて、報告書も役所で打ち合わせながらやりましょう!」と、何とも和やか。
他市の状況を聞いてみると、広島市で年間20~30件程度ということなので、大竹市との人口比で推測すると、年間に1件あるかないか・・・・同規模の竹原市でも申し込みが無いとか・・・・
と、あまり期待の持てない補助事業です。
ただ、改めて我々に求められることは、診断のスキルもさることながら、診断をして倒壊の危険性のある家屋を、いかにコストを掛けずに倒壊しない安全な家屋にできるかと言う「スキル」であることを忘れてはならない。

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