8月6日

私は昭和31年生まれなので、広島の原爆を体験した訳ではありませんが、私の叔母と従兄弟が原爆で亡くなっています。
私の住んでいる大竹は、広島の中心から30Kmほど南西になりますが、原爆が投下された時窓ガラスが割れんばかりに振動したと子供の頃祖父から聞かされました。
祖父は、原爆投下を知り、自転車で30Kmも離れた広島までリヤカーを引いて叔母・従兄弟を探しに行き、五日目にようやく探し出し連れ帰り、先祖代々の墓に眠っています。
近年、この8月6日は夏休みの登校日ではなくなったようで、原爆の記憶の風化が確実に進んでいる事を感じます。
人類が行った、大きな過ちを繰り返さないためにも、記憶を風化させないよう、私も祖父からの話を言い伝えなくてはと思った次第です。
合掌

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