高松の出張のついでに、かねてより行きたかった直島に行ってきた。
安藤忠雄設計の地中美術館は、展示している作品も素晴らしいが、その作品を引き立てている一切の装飾を排除したコンクリート打ちっぱなしの建物も素晴らしい。
ジェームズ.タレルの同じ作品は金沢の21世紀美術館にもあったが、地中美術館の方が私にはより印象的に感じた。
さて、行くまでは良く理解をしていなかったと言うより、期待していなかった「家プロジェクト」。
いやはや驚きました。
すごい作品が目白押しで、見応え十分。
私が作品の感想を書くとチープになってしまいそうなので書きませんが、お勧めです。
日本国中、観光客と言えば中高年が大半ですが、直島の観光客は若い世代が中心なのも少々驚き。
町おこしや、観光客誘致に箱物を建てて失敗した例はよく聞きますが、現代アートを街中に展示すると言う実験的なプロジェクトは、町おこしのあり方を考えさせられました。
写真は、家プロジェクトの一つである安藤忠雄設計、タレルの作品である「南寺」。内部では「光」そのものを時間と共に体感できる作品です。
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