面白さ

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年末に長男の三男が生まれたので、正月明けから長男一家が我が家に来ている。
一番上の孫(5歳)に2年前に自転車を買ってやったのだが、自宅の近くでは練習場所がないそうで、未だにコロ無しで乗れていない。
そこで、正月休みの私に白羽の矢が立ち練習の相手をすることになり、近くの公園で練習。
コロを外し、ハンドルを持って付いて走りながら徐々に自転車に慣れさせ、そして勢いを付けて押してやると、ペダルは漕げないものの、徐々にバランスが取れるようになる。
初めは、すぐ倒れるので、足を打ったとか、手が痛いなどと弱音を吐いていたが、バランスが取れるようになってくると面白くなってきたのか、文句を言わなくなる。
そして、ペダルを自分で漕いで進むことをさせてみると30mも乗ることができ、その時の誇らしそうな顔ったらありません。
何事も面白くなるともっとやりたくなると言う当たり前のことを見せつけられ、面白さを伝えることの大事さを孫から教えられたのでした。
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