一定規模以上の工事に関しては基本的に完工したらお客様と私が立ち会って確認する「完工検査」を行っています。
先月から行っていた外構工事で、施工不良が発生し手直しを行っていた現場がやっと終わりましたので、担当の西村君に連れられて完工検査に伺いました。
お話をさせていただくと、施工の不具合が起こったことについてはきれいに仕上げてもらったので結構ですと話していただきましたが、工期が長引いたことで駐車場に車が置けず大変ご不便したとの話を伺い、改めて施工の不具合を起こしてしまった責任を痛感しました。
お客様も、私が来るとは思われてなかったようで、少々驚かれたようですが、このような事こそ代表するものが顔を出して、最後の確認と施工不良のお詫びするべきことだと、完工検査の重要性を再認識した次第。
かつては、完工検査を行っていませんでしたので、ややもするといつ終わったのかお客様に不明瞭なことを行っていました。お客様から「終わったんならお金を払うけえ、請求書を持って来てください。」なんて連絡をいただいたりと、今思えば甚だいい加減な仕事をしていたと恥ずかしい限りです。
リフォームと言う仕事はこのような曖昧な部分もありますので、工程の打ち合わせや、着工時の確認など、お客様とのキャッチボールをしっかりと行うことが、お客様の満足度を上げ、ひいてはまた仕事を依頼していただけると言う善循環につながるものです。
ですから、欠かしてはいけない完工検査なのです。
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