社内旅行の昼食後、新神戸駅近くの竹中大工道具館を見学
名前のようにゼネコンの竹中工務店さんが開設している大工道具に特化したミュージアムです。
写真のように、様々な大工道具や寺社仏閣での複雑な木組みなど、日本で進化した木造建築の歴史と匠の技を堪能しました。
現在の木造住宅は規格化され、構造の軸組は全て覆われて見ることのできない建物となっています。ですので匠の技など見ることもできませんし、勿論プレカット等で機械化されて現場では匠の技も必要とされていない建物となっています。
現在の住宅に求められているのは、耐震性や断熱性と言った「性能」が求められていますが、従来の日本建築の良さと、この「性能」は簡単に言えば相反するものと言っても過言ではありません。
日本人の住まい方や家族構成が時代とともに移り変わり、50年後の住宅はどのようになっているでしょうか?
時代は移り変われど、木を愛する日本人の心は変わらないでしょうから、木の文化を生かした性能の高い住宅がこれからも求められることに違いはないでしょう。
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