いよいよ完成

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昨年より施工していた新築工事がいよいよ完成となります。
この建物のアクセントとなる格子がまだ付いていませんが、足場が取れ格子が付くと落ち着いた趣のある住まいが出来上がります。このお施主さんは、現在横浜のマンション住まいで、故郷に近いこの地でリタイヤ後をゆっくりと過ごしたいとのご要望でしたので、木の香る落ち着いた住まいを計画しました。
最近の建売住宅を見ると、没個性のローコスト住宅そのもので、「どう、これだけの仕様でこの価格。今住んでいるアパートの家賃程度で今よりも広くて良いでしょ!」な住まい
決めつけるわけではありませんが、建売住宅を買う一次取得者の人は、住まい方などにこだわりが少なく、住まう家(箱)に合わせて住まうことができる人。マンションを買うのと同じ感覚なのでしょうか?
とは言え、一次取得者が家を建てるには、土地から見つけなくてはなりませんから、単にこだわりが無いからと言うだけではなく、土地を探し・自分にあった住まいを作る労力が大変なので、完成品を見て決めることができる建売を選択してしまうのでしょう。
と考えれば、まだまだ取り組む仕事があるようです。
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