さっき、大工のUさんが来て「そげですか」を連発。げげげの女房で出雲弁が耳になじみ、どうも現場では皆が使っているようす。少々めんどくさいけど、何故か憎めないのは、素朴な出雲弁のお蔭か?
大学生の頃、学食で同じ町出身のYが私を見つけ「わりゃ、河野、どうしたんなら!」と大きな声で叫ぶと、昼時で賑わっていた学食が一瞬で静まり返ったのを思い出す。
当時は、映画「仁義なき戦い」で広島弁はやくざ言葉の代名詞のようになったお蔭で、小心者のYの言葉でさえ東京での反応はかようで面白かった。
時折講演を頼まれ、先日も名古屋での講演の後、挨拶に来られた一人の人は講演内容の事ではなく「やっぱ、広島弁は何かやくざの言葉のようですな」と言われ、講演の内容より、広島弁に満足してくれたようで、複雑な気持ちになった。
まあ、標準語でしょべれてと言われても、そがいなこと出来ゃあしませんけえ、これからも広島弁を広めるべく、広島弁に磨きをかけたいと思うとります。
コメント
そげそげ、出雲弁をTVで良く聞くようになり、普段から何気
なしに使っている言葉が、いざ放送で聞くと何かおかしいよう
な気がします、昔からの出雲の人は あげあげ、こげこげ、
そげそげで、大抵の話しは出来ます、但し、ずーずー弁は良く
聞かないと何の話なの若い人は分りません、しかし、方言の中
に、標準語で表現出来ない言葉も幾つかあり、これからも使っ
て行きたいと思います。
そげです!
げげげの女房を見ると、出雲そばさんの話しぶりを思い出します。
やっぱ、素直に話が出来るのは、地元の方言じゃね!