写真は先日行った金沢の21世紀美術館にある、ジェームズ・タレルの作品です。
部屋の天井のエッジを薄くして開口しており、当日の天気が良かったせいもありますが、まるで天井の一部が真っ青な天井であるような錯覚を受けました。
見ごろは夕方に室内の照明と天井の夕焼けがマッチした時らしいのですが、一応建築の分野に携わっている者として興味深く拝見いたしました。
しかもこの美術館の建築を設計したのは、妹島和世(せじま・かずよ)と西沢立衛(にしざわ・りゅうえ)と言う世界的な建築家と言う事で、形状は円形でガラスを多用した透明感のある建物で、これまた興味深く拝見した次第です。
広島にも現代美術館なるものがありますが、残念ながら金沢の21世紀美術館とは比べ物にならないほどで、金沢の文化度の高さを体感し、やっぱり、行きたくなる町とはいかなるものかを考えさせられた金沢でした。
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