昨日は同業者の会の勉強会が福山であり、今回のテーマは「空き家対策」
講師に尾道で活躍されておられる豊田さんにお越しいただきお話をしていただきました。
テレビ等でも尾道の空き家対策の活動は先駆的な活動として報道されていて、全国的に空き家が社会問題化している今、全国的にも注目されている方です。
元々尾道出身で大阪の大学に行き一人暮らしを始めた時に、離れてみて初めて尾道の良さを再認識し、故郷に帰ってみた時に尾道の空き家の多さに驚き、大好きなこの町を何とかしなくてはとの問題意識を持ったことがこの活動を始めるきっかけだったとのこと。
駅から2Km県内に空き家が500軒もあるとのことに驚きましたが、多くの家は20年以上放置され家財は生活していたそのままで相当傷んだ建物ばかりのようです。
車も入れない立地のため建物に価値が無いので、不動産業者も積極的に扱わなかったことも一因とのこと。
こんな空き家を何とかするために、仲間を集めお金を出し、少しづつ再生させた行動力とパワーには敬服するとともに、我々事業者では思いもよらない方法に感心しきり
小さな建物の再生から、最近では大きな建物の再生にも取り組み宿泊施設に再生するなど、本当に地域を再生させる活動へと発展しています。
尾道と言う魅力的な街だから移住を希望する人も多いので出来たとも言えますが、翻って自分の町においても生かせる空き家をプロとして何とかしたいと言う思いが募ってきました。
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