劣化する公共施設

現場から

水回りの修理などメンテナンス業務が多い我が社ですが、公共施設のメンテナンスにも対応しています。

市の総合福祉センターも建築後25年を経過し、設備関係の空調機はもとより、窓周りのシーリングや外壁など目に見えて劣化が進んでいます。

昨日は、天窓にひびが入ったとの連絡があり、今日見てきましたが、吹き抜けの3階のトップライトの一枚にヒビが入っていました。また、湯沸かし室の温水器も壊れたとのことで、最近毎月この施設の何かしらの相談を受けている状態です。

公共の建築物は市民サービスのためには欠かせない建物でありますが、住宅同様建てた建物は必ず劣化しメンテナンスが必要となります。

マンションのように営繕補修費を積み立てているのなら良いですが、そのような原資もなく、大規模改修までどうやって持たせるか担当者の苦労は絶えません。

この建物も市の財政が良い時に建てた建物

決して負の遺産ではありませんが、しっかりと計画を立ててメンテナンスしないと建物の寿命が短くなってしまいます。

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