今週は元社宅をリノベーションした物件を視察に行って来ました。
近年、リノベーションと言う言葉が安易に使われ、リフォームと同意語のように使われています。
今回視察した物件は、使われなくなっていた社宅を賃貸アパートに再生したものです。
地域の歴史や由来をしっかりとリサーチし、そこからストーリーを作り上げる
そして、ここに住まう人たちの属性もイメージし、子育て支援センターや貸農園、ドッグランなどを設ける
ただ、古くなった社宅をリフォームするだけでなく、この団地の魅力を作り、この価値観に合う人たちが住みたくなる団地へと、まさにこれがリノベーションと言う事がよく分かりました。
決して都会だからできると言う事ではなく、地方においても、「住んでみたい!」と思えるような物にリノベーションできれば、面白い仕事ができそうな気がしてきます。
そのためには、建築と言う概念から少し離れたところから、その地の事や建物を見るスキルが不可欠だし、その訓練が必要だと痛感しました。
これからを考える上で、なかなか刺激的な視察でした。
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