年度末も近くなってきたためか、取引先の移動など挨拶に来られることが増えてきた。
しかも、決算も近づいてきたためか、銀行の担当者も「今期の見通しはどうですか?」なんて小社のような会社までにも聞きに来る。
昨日も小社のメインの銀行の担当者が様子伺いに来たので、少々話をしたら「社長、資金の需要はどうですか?」とどこの銀行でも聞いてくる話。
結局、どこの銀行も融資して利ザヤを稼ぐのが本業ですから、金を借りてもらうのが商売。でも、我々は、新規事業や事業拡大でも行わない限り資金需要は無いので、日頃から無節操に資金需要なんて在るはずが無い。にもかかわらず、「資金需要はどうですか?」
どこの銀行で借りたとしても、金利の差なんて僅かな今、銀行が地方の零細企業にどんな役に立てるのかを融資以外にもっとアピールしてくれなくては、銀行本来の役割を自ら放棄しているのではないだろうか。
行員を地域に長期間配置し、地域にもっと深く入り込み各企業の実態を知る事で初めて我々が必要とすることが見えてくるのだろう。
結局、業種は違えど、我々と同じく、地域に根ざしたサービス産業へと進化しなければならないのだろう。
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