蟻害による改修工事:大竹市

昨年キッチンの外部のモルタルが剥離したことから蟻害が発覚しました。

蟻害がどの範囲まで及んでいるかは解体してみないと分かりませんが、一応キッチン部分は解体して改修工事を行うことで着手

年明けに解体を行うと

桁・屋根垂木までシロアリに食べられ

隅柱の下部は全く無くなり、土台も路地側は無くなってしまって居るほど

ただ、蟻害の範囲は屋根までは及んでおらず、一安心

元々、土間の部分に床を作ってキッチンにしているため、床下がほとんどなく、地面からの湿気がこもってしまっていました

改修方法として、蟻害部分の土台、柱、桁等の補修・床下に防湿コンクリートを行った上で、断熱性能を上げて改修を行うことに

給水管も鉄管で劣化が激しく、今後漏水も予想されるので、樹脂管に取替

これが完成の外観

狭い路地に面していたので、給湯器やガスボンベが敷地内に収まるように外壁を移動させています

システムキッチンは10年ほど前にリフォームされた時のキッチンを再使用し、南側の壁には小さいながらこれまで無かった窓を取付たことで室内が明るくなりました。

断熱施工も行っているので、これまでよりずっと快適なキッチンとなりました。

蟻害は目に見えないところで進行しますので、今回の現場のような床下が低く湿気が上がりやすい部位は特に注意が必要ですね!

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