昨日、TV番組の「ガイアの夜明け」で、日産自動車の新しいスカイラインGT-Rの開発を1年間取材した番組を見ました。
カルロス・ゴーン社長を向かえ、奇跡的なV字回復を遂げた日産が、次なる自社のフラッグシップとなる車として位置付けた車がこのGT-Rです。
我々の世代にはGT-Rと言うだけで、憧れの車として記憶されていますが、現代の若者には過去の車なんでしょうか。
開発のスローガンは量産車として世界一早い車を作る。即ち「ポルシェを抜く!」事が開発のテーマとしてスタートし、一年掛けて目標の「ポルシェを抜く」事を達成し、先月の東京モーターショウでお披露目となりました。
番組の中で一番印象的だったことは、開発のリーダーが、様々な問題の局面で部下に対して「妥協するな、妥協した時点でこの車のコンセプトは崩れる」と言い続けていたことでした。
これ程の車の開発となると、要員に非常にレベルの高い資質が求められるので、もちろんリーダーには開発の理念を伝える使命があるわけですが、我々の仕事においても、基本的な事は全く同じだと思いつつ見た次第です。
トップが妥協すれば、その企業のレベルはその妥協したレベルとなり、安易な妥協を許さないトップであれば、要員は大変ではあるがレベルの高い企業へと進むのでしょう。
うーーん、そのためにも、スカイラインGT-Rに乗りたいなあ~
で、300kmも出る車で、何処走るん?
コメント
300kmも出さないけど「出せる」というステイタスを皆お金持ちは買うんでしょうね。
マツタケも金額だけの味はわからないけど「高価なものを食べた」という自身を満足させるために買う人が多いんじゃないんですかね、多分。
憧れですよ、私の世代でも。まだまだGT-Rはムリですがマツタケくらいなら背伸びして・・・やっぱまだそれも早いか! たべてぇ~。
マツタケですか?
今年はね~、特産地広島でも超不作で、未だ地物を口にしていません。
温暖化のせいか、10月から11月にずれ込んでいるようですが・・・
ま、太田君は若いから、マツタケなんざ気にせずに、雪国まいたけでも食べて、しっかり働いてください。
今度、地物を食べたら、連絡します。
え?連絡だけなら要らない!
そりゃそうだよね・・
よくわからないけど、私が思うにはそれはひとつの”夢”を
与えるものじゃないかと思うんです。
私たちが若い時に感じた憧れ、すなわち”夢”に近い物をスポーツカー
ファンに与えるのが…だと思います。
それには少しの妥協も許さない高いレベルの仕事がバックボーンにあるような
気がします。”夢”を与えるのも企業の使命のひとつかもしれません。
だから、300kmも出てどこ走るん?って現実的な話をしたらあかんのよ。
そうそう、”夢”を与える事も企業の使命ですよね。
ちゅう事は、私たちには、社員やお客様に”夢”を与える使命が有るって事なんですね。
良い仕事、確かな仕事、お客様の立場に立って・・・・大事な事だけど、こりゃ当たり前の事。
”夢”も与える事のできる企業が”本物”なんでしょうね。
[私たちには、社員やお客様に”夢”を与える使命が有る]
これいいですね! これですよこれ!
お客様はもちろん社員がただ生活する手段として会社に来て働くだけじゃなくて「夢」を見れるような方向性を社のトップは考えていかねばならないんでしょうね。
どうせ同じ働くなら楽しいほうがいいですもんね。