9月末から広島市現代美術館で行われていた建築家「藤森照信展」
予てから行きたかったのですが、なかなか時間が取れず「無理かなあ」と思っていたところ、日曜日に時間が取れたので家内と見に行ってきました。
建築史家としてのお名前は知っていましたが、失礼ながら建築家としての活動が遅かったためか建築家としては存じ上げませんでした。
会場に入るや否や目に留まったのが多治見市にあるタイル博物館
建造物言うよりもモニュメントのような形状で外壁は土のように見え頭頂部にはずらりと木が生えている、何とも不思議な建物
見れば見るほど、その不思議な形状に惹かれていきます。
そんな、藤森氏が行った自然との調和のための挑戦のデティールを図面でも見ることができ、「そこまでやるか!」と思わずうなってしまいました。
建築と言う枠に収まらない自由な発想は、住宅ばかり関わっている者に受け入れがたい面もありますが、「もっと自由にやりなさいよ!」と言う藤森氏の声が聞こえるようでもありました。
期間が12月3日まででしたので、間に合ってよかった~
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