耐震診断補助金を利用しての耐震診断のお申込をいただき調査に行ってきました。
昭和53年に建築された建物ですから、築35年。
基礎は換気口の角部のクラック程度で、大きな劣化は見られません。
外壁は、モルタル塗りの塗装仕上げですが、角部で大きなクラックがあり、塗装もかなり劣化しているので外壁の改修は必要な状態
内部は、小屋裏に上り筋交のチェックをしましたら、確認申請の図面通りに確認できました。
(この頃の建物で図面通りに入っているのは珍しいです。今では中間検査があるので図面通りの施工が当たり前ですが、当時は完了検査すら受けていない建物が多いと聞いています。)
床下も蟻道もなく、腐朽した部分も見受けられず、構造は問題が無いようでした。
と、2時間ばかり見させていただきましたが、断熱材は壁のみで、床下・天井には全く入っていませんでした。
夏の2階はさぞかし暑いのではと・・・
診断後は、床や外壁など改修されたいと言っておられたので、断熱改修を含めて検討させていただきます。
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