一昨日の夜自宅にいると消防車や救急車が騒がしいので何事かと思っていたら、朝のニュースで化学工場で爆発があってけが人が出たと報じていた。
4月に、隣町の和木町の工場で大規模な爆発があったばかりなので、報道も全国版で放送したようです。お蔭で、群馬の友人から「大丈夫か?」とメールが来た。
今回は、爆発の音すら聞こえなかったので、小規模な爆発だったのではと思う。
さて、今回の爆発の原因は「粉じん爆発」と報じられていたが、粉末状の物を混ぜて塗料を作成する工程ですので、当然予期される事故ではなかったのでしょうか?
先般、新潟県でトンネル工事で爆発事故があり死者がでるいたましい事故がありましたが、あの事故も、トンネル内でのガスの危険性は認識していたにもかかわらず、防爆型でない電気機器を作動させたのが原因とか。
危険予知活動(KY)が建設現場などで毎朝行われていますが、形骸化するとこのような事故も起こりうるかもしれません。
弊社の現場では、特に一人での作業が多いので、一人KYを進めていますが、一人では形骸化どころか確実に行う事すら危うい状態です。
とするならば、一人一人が「安全」と言う自分自身の保身のためではなく、「人様に迷惑を掛けない」と言う意識をしっかりと持っていれば、このような事故は未然に防げるのではと思えてきます。
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