連休は孫と遊んだりと慌しく過ぎましたが、毎日が忙しい訳では無いので、合間に読書。
最近は実用書以外は司馬遼太郎ばかり読んでいたので、違うものはないかなと本棚を見てみると、家内が一時はまった「海堂尊」の本が何冊かあったので読んでみる事に。
ドラマで有名になった「チームバチスタの栄光」はストーリーを知っているのでパスして、それ以外の何冊かを一気に読破。
どれを読んでも、医療事故における医師の責任の問われ方や、勤務医の過酷な仕事振りや、医療行政への批判が根底にあり、医師を目指している三男の事を思うと少々暗い気持ちにもなる。
作者が現役の医師だからこそ書けるのだろうが、余りにも患者不在の医療環境への批判が多過ぎ少々不快にも感じた。
考えてみれば我々の業界にも、国交省だけでなく経産省・厚労省なども関わり、様々な補助事業が起こり補助金が飛び交っている。
これまた、生活者不在の行政に胸焼けを感ずる。
あーあ、連休はスッキリと思っていたが、胸焼けが残ってしまった。
コメント