高度成長

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b5c6b11d.JPG昨日は業界団体の会議のため日帰りで新宿サンウェーブショールームまで行って来ました。
その会議室の前に展示してあったのが、1955年に日本住宅公団が採用したキッチンです。
当時は相当ハイカラな住まいだったのでしょうが、写真の住まいからは、当時の倹しい生活ぶりが見え、まさに、ココから日本の成長が始まったのかと思えてきます。
私は1956年生まれ。まさに高度成長が始まる年に生まれ、おかずが増えたりカラーテレビがやって来たりと、子供心に何やら年々豊かになる事を体験した年代です。
あれから52年。
人口は減少に転じ、少子高齢化が顕著となりと、ホントに遠い昔を見たように感じてしまいました。
折りしも、その日に行われたセミナーでは、既築木造建築物を長く使うための構造補強がテーマ。
50年前に住宅の建築ラッシュへと進んでいった象徴的な公団型キッチンを見て、建築業界における、生き残りを懸けた厳しい戦いの時代への幕開けを見たような気がしました。

コメント

  1. ラージグリーンマン より:

    ・・・前に、NHKの番組で「システムキッチン」開発プロジェクトを見たことがありましたが・・・。
    サンウェーブさんだったのですか・・・!?

  2. 河野 より:

    そうです、プロジェクトXに出ていたのはサンウェーブ製のキッチンでした。
    ピンポン~

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