手摺は心の支え

現場から

81966d45.JPG近年介護保険を利用した住宅改修を多く手掛けさせていただいております。この写真も83才のおばあちゃんの為に介護保険を利用して屋外の玄関へのスロープに設置しました。
高齢になって体が不自由になってくるとなかなか外出がままならなくなってきますが、本人は従来通りに外出したいのでストレスが溜まってきますし、体を動かさなくなるので益々悪化すると言う悪循環に陥ってしまいます。
何軒ものお宅に手摺など取り付けてきましたが、チョットの事で体が動かすことができ、社会と接する事が出来る事は人間にとって何よりも大事な事だと考えさせられます。
人間は動物(動く物)なのです。

コメント

  1. 太田です より:

     気が付くと、見に来てます。ゲイナンさんの取る写真には、きれいな現場状況や完成写真も素敵ですが、なぜか山や緑に囲まれた暖かそうな雰囲気が好きです。
     上記のお話で思いました。高齢の方が皆元気なわけではなくそして皆日常に障害があるわけではありません。その中でも一人一人違った感性があり、その人なりのベストを自分達が見つけていかねばならないこの仕事は大変でもあり達成すればとても充実感のあるものと思います。河野さんの優しさで皆さんをイヤしてあげてください。(笑)
     私事ですが、そちらへ伺った少し前に受けた福祉住環境コーディネーターなんと受かりました!!(奇跡)今度は建築施工管理がんばるぞ!!

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