廿日市市において都市部では下水道の普及エリアが広がりつつあります。
ただ、下水道の供用計画の無い地域では、戸別に合併浄化槽を設けることでトイレからの汚水・キッチンや浴室からの生活排水を浄化して河川に放流することとなります。
勿論、平等性の観点から合併浄化槽の設置には市から補助金の支給があります。
以前浴室リフォームをさせていただいたN様から水洗化したいとの依頼を受け、合併浄化槽設置による水洗化工事を行いました。
補助金をいただく施工ですので、着工前には浄化槽設備士の竹内君が設置場所にて撮影
掘削を行い、浄化槽の基礎工事は砕石・転圧・捨てコン・配筋の後コンクリートを打設
浄化槽を設置します。
さらにその上に浄化槽を保護するスラブを作ります
そして、浄化槽の設置が完了となります。
この浄化槽に、屋内からの汚水・雑排水を浄化槽に接続し、放流先へと排水管を施工しています。
これまでのトイレが簡易水洗(汲み取り式)でしたので、室内の内装等はほとんどそのままで、水栓便器に取替えにて完了です。
これで、洗濯の泡などが河川に出ることもなく安心ですね!