昨年秋より施工していました、太田君の自宅がいよいよ完成を迎えます。
昨年、実家の農業を継ぐべく弊社を退社し、併せて自宅を農閑期に建築していました。勿論本職の職人が中心となって施工しましたが、本人自ら大工の手元や漆喰塗りや配管など、自分で設計し施工した思い入れのある住まいとなっています。
建築地は、新興住宅地で、周りはハウスメーカーの住宅が競い合って建築している中、落ち着いた面持ちは際立っています。
内装も、床は無垢フローリング、壁・天井は漆喰塗りと自然素材がふんだんに使われています。
特に目を引いたのがライティング。自分では難しいのでメーカーに計画してもらったとか
上の写真のドアの左に小さく見えるのが、この部屋のライトコントロール。ボタン一つで色々なパターンの照明ができるようです。
奥に見えるテレビボードは、特注品との事でスッキリと収まっています
そして、手前の太い大黒柱は7寸角の桧で、十分な存在感
そして、2階の収納の中にあるこのダクトファンは、冬季は2階上部の暖かい空気を床下に送り、ゆっくりと住戸内を循環させて温めます。夏季は床下の冷たい空気を2階上部に送り、冬季の逆に循環させて冷やすシステムです。
1階部分の空調は床下のエアコンですべて賄う計画ですので、勿論基礎断熱等をしっかりとした施工となっているとのこと。
さて、今年の夏が楽しみですね!
来週、引っ越しとの事ですので、完成写真が楽しみです。