写真も奥が深い

ショールームに定期的に写真作品を飾っていただいています。

今日も、冬から春の写真への入れ替えに来ていただきました。

今回の写真は、東城の「千鳥別尺の山桜」

写真タイトルは「薄紅点す」

日没後のうす暗い中にライトアップされた桜がとても美しい写真です。

丁度私も事務所に居たので、コーヒーを飲みながら話を伺ってみると、この写真は1分間露出して撮影したそうで、1分間風も吹かず、人も桜の前に入らず運が良かったとおっしゃっておられました。

以前、岡山の醍醐の桜を月光で撮影した時は、30分も露出しての撮影だったので、懐中電灯を持って見に来る人が近づいてくると「すみません、今写真を撮っているので、ライトを消してもらえませんか」と来る人来る人にお願いして撮影したそうです。

デジカメと違って、フィルムでの撮影は、運と手間と事前の段取りがかなり大変なようですが、それだけに奥が深いもののようです。

桜の撮影をライフワークにしておられるとのことで、今年は奈良の桜を撮りに行かれるとのこと、きっと素晴らしい写真を持って来ていただけることと、撮影の苦労話が楽しみです。

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