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気が付けばこんなに大きくなったひび割れ!
大竹市K様邸
【大竹市 コンクリート擁壁リフォーム施工事例】
高さ1.8mのコンクリート擁壁に2ヶ所、大きなひび割れが発生しており、このひび割れの補修を行いました。
クラックだけではなく、土圧による変形も起こっています。
補修方法は、クラックにエポキシ樹脂を充填して補修する工法を行いました。
今回、このクラックを進行させないボードアンカー工法等も検討しましたが、築年数も25年と経過しているので、一旦このエポキシ樹脂充填工法での補修で様子を見ることにしました。試験結果でも、エポキシ樹脂で接着剤の役割を果たすことでコンクリートが一体化し、強度が増すことが分かっています。
頑丈に見えるコンクリートの構造物も、年月とともに内部では中性化が起こり、内部の鉄筋の酸化(錆)が進行し膨張することでクラックが発生し、雨水の侵入で加速化されたコンクリート剥離が起こります。
早い段階で補修を行うことで、進行を止め、構造物の寿命を長くすることができますので、人間の体と同じで、早期診断と治療が大事です。
工事・営業担当 中谷 啓太
以前から気になっていた擁壁のひび割れが徐々に大きくなり、このまま放置しておくと家の地盤に影響するのではとご心配され、相談頂きました。
擁壁の変形もそれほど大きくないので、今回は低コストでできるエポキシ樹脂注入工法を採用しました。
費用をかければ、根本的な解決もできると思いましたが、今回の施工で擁壁もきれいになり一安心。
しばらく様子を見たいと思います。